暗記とは
暗記はすべての勉強の土台です。
英単語、理科社会の単語や漢字などはもちろん、数学の計算や文章問題も言ってしまえば暗記です。
すべての科目に共通する必要不可欠な勉強方法が暗記です。
「考えることが大切」「思考力が大切」
と言いますが、これらは結局は「知識」という土台があって成り立つものです。
「知識の組み合わせ」が思考力であり、知識のレベルが高ければ高いほど思考力は上がります。
結局は「暗記」ができなければ思考力は身につきません。
最低限度の知識は暗記する。暗記がすべての土台であり、勉強のスタートです。
では、正しい暗記の方法って知っていますか?
正しい暗記の方法を習得すれば、もっと効率よく良い結果を得られます。
今から正しい暗記の方法についていろいろ紹介していきます。
良い暗記方法と悪い暗記の方法
暗記の方法には良い方法と悪い方法の2種類があります。
悪い暗記の方法を良い暗記の方法に変えるだけで、暗記の効率は格段に上がります。
「暗記ができる」ということは「勉強ができる」「テストの点数が上がる」ということです。
- ひたすら書き続ける
- 頭の中(声に出さず)で読む
- 全体のうち一部だけを集中的に覚える
- 何度も練習する
- 声に出して読む
- 全体を何度も繰り返す
暗記に対する考え方
人間は誰でも覚えたら忘れます。
暗記は忘れたものを何度も思い返して、忘れない状態にするということです。
「昨日覚えたのに、今日になったら忘れてる。私って頭悪いんかな」って思ったことありませんか?
昨日の覚えたことを忘れるのは当たり前です!
昨日の晩ごはんを覚えていますか?
勉強よりご飯のほうが好きですよね?好きなことさえ忘れるのが人間です。
忘れてしまっても、何度も覚え直すことで「忘れない状態」にすることが「暗記」です。
- 覚えたことを忘れない状態にすること
- すぐに忘れても大丈夫。それが当たり前。
- 何回も何回も努力したら絶対にできるようになる
効率的な暗記の方法
効率的な暗記の方法なんて存在しません。
期待して見た人はその考え方を変えるところからスタートです。
暗記は回数です。
目にする回数や思い出す回数を多くすることが効率の良い暗記の方法です。
要するに暗記するためには絶対に努力が必要です。
その努力を効率良くする方法は存在します。
復習のタイミングを効率的にすることが「効率の良い暗記の方法」です。
- まず覚える
- 覚えたその日の夜に復習する(思い出す)
- 覚えた翌日に復習する
- 覚えた二日後に復習する
- 覚えた1週間後に復習する
- 覚えた2週間後に復習する
- 覚えた1ヶ月後に復習する
これが効率の良い暗記の方法です。
結局、努力が必要です。覚えるためには努力が必要。
1の「まずは覚える」に関しては各教科・内容毎に方法があるので別の記事を参考にしてください。
2は寝る前に思い出すだけで大丈夫です。これだけで暗記できるかどうかが大きく変わります。
3〜7で復習をした時に忘れていても大丈夫です。むしろ忘れている状態が正常です。
忘れていても自分を責めず、「忘れていることが普通」と自分に言い聞かせてください。
そしてもう一度、覚えられるまで暗記をしてください。
それぞれのタイミングで、もう一度100%の状態にすることが大切です。
- 一番大切なのは努力。努力なくして暗記はできない
- 忘れている状態から忘れていなかった状態にすることが大切
- 忘れていても自分を責めない。暗記はゆっくりで大丈夫。