『7つの習慣ティーンズ【リニューアル版】』ショーン・コヴィー (キングベアー出版)
- 私的成功(自分に勝つ)ための方法
- 公的成功(人から認めてもらう)ための方法
- 自分を磨く、成長させる方法
内容1:習慣が人を作る
勉強やスポーツ、趣味などで成功する鍵は習慣である。
習慣とは人が無意識に繰り返し行うもので、繰り返し行っている習慣が人を作っています。
習慣には良い習慣と悪い習慣があり、良い習慣を増やし、悪い習慣を減らすことで成功を手に入れることができます。
良い7つの習慣と悪い7つの習慣は下の通りです。
- 主体的になる
- 終わりを考えてから始める
- 一番大切なことを優先する
- 相手も勝ち、自分も勝つことを考える
- まず相手を理解してから、次に自分が理解される
- シナジー(協力関係)を創り出す
- 自分を磨く
- 人のせいにする
- 行き当たりばったりで始める
- 大切なことは後回し
- 人生は勝ち負けだ
- まず自分が話し、それから聞くふりをする
- 頼れるのは自分だけ
- 自分をすり減らす
内容:パラダイム(考え方や見方)が自分を作る
自分を作るもう一つがパラダイムです。パラダイムは見方や考え方という意味で、思い込みと捉えてください。
自分は頭が悪いと思っていれば、本当にその思い込みのせいで本当に頭が悪くなってしまいます。
反対に自分は頭がいいと思っていれば、その思い込みから、自分のすることは何でも良く見えてしまいます。
Aを頭が悪いと思っていれば、その証拠を無意識に探してしまうので、Aのことをいつまでも頭が悪く見えてしまいます。
パラダイムが間違っていたために、たくさんのものを見逃していませんか?
パラダイムが変われば、世界はもっと良いものに変わると思います。
- 自分に対するパラダイム
- 他人に対するパラダイム
- 人生のパラダイム(自分の中心にあるもの)
感想:
10代のみなさんに身近なSMS・友達・試験・家族など、様々な場面で良い7つの習慣と正確で完全なパラダイムで世界を見ることができるようになれば、どうなるでしょうか?
同じ対応や努力であっても、より良い結果を得られると思えませんか?
良い7つの習慣と正確で完全なパラダイムを手に入れるために、日常生活をどう過ごせばよいのか、乗り越えなければいけない問題に対してどのように考えれば良いのか、そんなことがたくさん書かれています。
他の人に相談できない悩み事や正解が分からない時に、良いアドバイスをもらえる1冊です。
中学校を卒業するまでに、是非読んでほしい1冊です。
- 勉強を頑張ってるけど成績が伸びないとき
- 友達との関係がうまくいっていないとき
- どうすればもっと自分の力を伸ばせるか分からないとき
自己啓発書とは
今回紹介する本は自己啓発書と呼ばれるジャンルの本です。
小中学生にとっては馴染みのない本ですが、「大人が勉強するための教科書」と思ってもたえれば良いです。
子供時代は学校で先生に教科書を使った授業を受けますが、大人になったら学校はなくなります。
学校はないけど、「成長したい!」「勉強したい!」と思った時に読むジャンルの本です。
- 仕事を効率的にする方法
- 自分を成長させる方法
- ビジネスで成功するための方法
学校で習う内容と違い、科学的に立証されておらず、正しくないかもしれない内容の本が多いジャンルです。
書いてあることをすべて信じるのではなく、しっかりと考えながら読まなければならない本でもあります。